当サイトでは、アルコール(お酒)の筋トレへの影響をまとめています。
アルコールの体への影響については主に、お酒を飲み過ぎたときに筋肉痛や関節痛、倦怠感などの症状が起きる『急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)』など、筋肉への影響を中心に書いていますが、ここでは筋肉以外へのアルコールの影響をまとめていきます。
前回はアルコールが原因で起きる体の病気について書いたので、今回はアルコールが原因で起きる精神的な病気についてです。
アルコールが原因で起きる精神的な病気
アルコールは体にとって有害な毒物ですので、少量であっても体に害があります。 それを長期間に渡って大量に摂取してしまうと、様々な病気を引き起こしてしまうのです。
アルコールが原因で発生する精神的な病気の代表といえば「アルコール依存症」ですが、アルコール依存症が以下のような他の精神疾患を引き起すきっかけになることもあります。
- うつ病
- 不安障害
- ウェルニッケ(アルコール性脳症)‐コルサコフ症候群
- アルコール幻覚症
- アルコール性妄想状態
- 小脳変性症
- アルコール性痴呆
- アルコール性多発神経炎(末梢神経炎)
また、うつや不安障害の他、双極性感情障害(躁鬱病)、統合失調症、ニコチン酸欠乏脳症(ペラグラ)など、他の精神疾患が、アルコール依存症を引き起こす原因になる場合もあります。症状を緩和させようとしてお酒を飲んでしまうので、気付くと依存症も併発してしまうようです。怖いですね。
アルコールが原因になる体の病気もたくさんありましたし、やはりお酒は飲まないにこしたことがないようですね。