当サイトでは、アルコール(お酒)の筋トレへの影響をまとめています。
アルコールの体への影響については主に、お酒を飲み過ぎたときに筋肉痛や関節痛、倦怠感などの症状が起きる『急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)』など、筋肉への影響を中心に書いていますが、ここでは筋肉以外へのアルコールの影響をまとめていきます。
前回はアルコールが原因で起きる精神的な病気について書きました。今回はアルコールが原因で起きる夫婦間トラブルについてです。
アルコールが原因で夫婦仲にトラブルが?
アルコールは体にとって有害な毒物ですので、少量であっても体に害があります。 それを長期間に渡って大量に摂取してしまうと、肉体的にも精神的にも様々な病気を引き起こす原因となってしまうのです。
また、アルコールが原因で発生する問題は、個人の心身のみならず、他者との関係にも悪影響を及ぼすことがあります。
最近SNSで話題になった研究なのですが、カップルの一方だけが酒好きな場合に起きるのと似たような問題がネズミでも発生するという論文が学術誌「Frontiers in Psychiatry」で発表されました。
研究対象となったのはプレーリーハタネズミという種類のネズミなのですが、このネズミは人間と同じように一夫一婦制をとり、アルコールの摂取を好むため、人間と比較する上で興味深い対象となります。そしてこのネズミのカップルのオスのみにアルコールを与えると、パートナーのメスと過ごす時間が減り、ほかのメスと過ごす時間が増えたのだそうです。
これがそのまま人間に当てはまるとすれば、一人でお酒を飲む夫は浮気に走りやすいということになりますよね。
人間の場合はネズミほど単純にはいかないでしょうが、もしかするとアルコールには浮気心を助長する作用もあるのかもしれません。パートナーだけが飲酒の習慣があるカップルはちょっと注意してもいいかもしれませんね。